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メルマガ♯がんばろう、日本!         №326(25.9.30)
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「がんばろう、日本!」国民協議会
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp
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Index 
□ 「連合政治」の時代 政治の漂流か、責任の回復か
 ●民主主義のための闘争か、民主主義からの逃走か 有権者としての責任とは
《字数の関係で、以下は略》
●不安定化する政治と減税競争?~政策を語るための財政という〝物差し〟
●多党化時代の民主主義のインフラ整備を
●民主主義の分岐点
□ STOP GENOCIDE in GAZA!
Do not stop talking about GAZA!
□東京・囲む会(10/10 11/13) 関西政経セミナー(11/6)
□望年会(東京12/14 京都12/21)
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「連合政治」の時代 政治の漂流か、責任の回復か
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【無責任政策の乱立か 責任の回復か】
 石破首相の退陣表明に伴って行われている自民党総裁選。衆参両院で少数与党となり、自民党総裁がそのまま首相となる保証がないという、かつてない状況下での総裁選となった。誰が新総裁になろうと、不安定かつ見通しのつかない国会運営を強いられることに変わりはない。自民党総裁選という、これまでなら最大級の政局も「些細な」一幕と化してしまうような、歴史的な転換期の「海図なき航海」が否応なく始まった(漂流するのか?)。
 加えて、国際環境も戦後秩序の歴史的大転換の只中にある(6-9面 中西教授インタビュー参照)。歴史を振り返れば、第一次大戦から第二次大戦へ向かう1920-30年代、国際秩序の歴史的転換期という不安定かつ見通しのつかない国際環境のなかで、わが国の国内政治も政党政治の崩壊と軍部の台頭へと向かい、やがて破綻を迎えることとなった。
 今日、私たちは歴史上もはじめて「縮退」の時代(超少子高齢社会)を迎える一方で類例のない財政赤字を抱え、地球環境の危機や安全保障環境の変化などの「難題」に直面している。こうしたなかで歴史的な転換期の「海図なき航海」の舵を、どうしたら握れるか。
歴史的転換期においては、これまでの経済社会や政治の構造が動揺し、不安定化することは避けられない。問題は、そこから生じる人々の不安や不満を政治家や政党が煽って、目先の選挙での支持を調達しようとするポピュリズムだ。戦前における政党政治の崩壊と軍部の台頭も、その駆動力はポピュリズムだった(「戦前日本のポピュリズム」筒井清忠 中公新書)。7月の参院選では「第三極」政党が、減税ポピュリズムや「日本人ファースト」のようなキャッチコピーを掲げて議席を伸ばしている。それに煽られれば、「海図なき航海」は漂流になるだろう。
「先ほどの冒頭の発言の中で、無責任なポピュリズムという言い方をいたしました。私はポピュリズムの本質は無責任ということだと思っております。多くの人たちに支持されればそれでいいと、その場さえよければそれでいいと、そういう無責任さがポピュリズムの本質であり、私はそういうものが国際社会において、あるいは国内政治においてもそうですが、そういうことがあってよいとは全く思っておりません」(石破総理 国連総会から帰国後の会見 首相官邸ホームページより)。
自民党総裁選 では5候補とも物価高に苦しむ家計の支援策として、参院選 で掲げた一律の現金給付を引っ込めて、野党が掲げた(参院選前には与党が否決さえした)減税策を競っている。自民党が衆参両院で少数与党に陥る要因となった現役世代の離反を食い止めることと(ただし一番嫌われている理由である「裏金」については触れず)、野党との連携を意識してのことだ。連立相手と目される維新、国民も、連立条件のつり上げを打ち出すとともに、互いをけん制し合っている。
10月の韓国慶州でのAPEC出席に合わせてトランプ訪日が調整されているなかで、永田町では目先の票・支持を稼ぐことしか眼中にない無責任政策が乱立することになるのではないか。
(以下「日本再生」557号一面へ続く)
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STOP GENOCIDE in GAZA!  Do not stop talking about GAZA!
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●ガザの子供たちを守るために!教育と心理ケアを行う現地プロジェクトを支援|For Good|手数料0%のクラウドファンディング
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●パレスチナのために日本からできること
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●【植民地主義に抗い民衆と連帯するアクションリスト】
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◆第228回 東京・戸田代表を囲む会【会員限定】
10月10日(金) 18時30分から21時(予定)
「がんばろう、日本!」国民協議会 市ヶ谷事務所
趣旨:都議選、参院選の教訓・経験をさらに次へ(仮)
ゲストスピーカー 鈴木烈・都議会議員 宗野創・衆院議員
会員:2000円 同人:1000円
●オンライン参加は下記より申し込み
第228回囲む会 - Google フォーム
締め切り 10月9日 18時
10月9日18時以降に、申し込みのあったアドレスへZOOMのURLを送ります。
申し込みアドレスに誤記があると送信できません。ご注意ください。
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◆第229回 東京・戸田代表を囲む会【会員限定】
11月13日(木) 18時30分から21時(予定)
「がんばろう、日本!」国民協議会 市ヶ谷事務所
趣旨:差別と歴史修正主義はなぜ親和性があるのか(仮)
ゲストスピーカー 倉橋耕平・創価大学准教授
会員:2000円 同人:1000円
●オンライン参加は下記より申し込み
第229回囲む会 - Google フォーム
締め切り 11月12日 18時
11月12日18時以降に、申し込みのあったアドレスへZOOMのURLを送ります。
申し込みアドレスに誤記があると送信できません。ご注意ください。
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◆第38回 関西政経セミナー
「不安定化する政治と減税競争?~政策を語るための財政という〝物差し〟」(仮)
メインスピーカー 吉弘憲介 桃山学院大学教授
11月6日(木)
会場:キャンパスプラザ京都・2階「第三会議室」 
開場 18:00 18:30開始
会費:2,000円
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望年会
◆東京 
12月14日(日)16時から19時
「がんばろう、日本!」国民協議会 市ヶ谷事務所
会費:1500円 (例年どおり、実費をのぞいた分はミャンマー支援に寄付します)
◆京都
12月21日(日)18:00 開宴(着席式)
東華菜館・本店(四条大橋南西詰)
会 費9,000円(飲食費込み)
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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp