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メルマガ♯がんばろう、日本!         №316(24.12.1)
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「がんばろう、日本!」国民協議会
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp
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Index 
□ 自公過半数割れという民意の先に見える歴史的分岐点
 ●日本政治の歴史的転換点になるか
《字数の関係で、以下は略》
●社会の分極化を政治的分断・政治の暴力化に転じないために
□ STOP GENOCIDE in GAZA! Do not stop talking about GAZA!
□ 囲む会/望年会/関西政経セミナーのご案内(12、1月)
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自公過半数割れという民意の先に見える歴史的分岐点
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【日本政治の歴史的転換点になるか】
自公が過半数に達しない少数与党の国会が始まる。「与党にフリーハンドは与えない。さりとて、野党に政権を託すわけでもない」という民意が求めるのは、与野党がオープンな議論を通じて合意を形成する政治を見せろ、ということだろう。
御厨貴・東大名誉教授は、1955年の『保守合同』以来となる日本政治の変化の時を迎えており、「日本の政治が創造的に変わるチャンスが訪れたととらえるべき」と述べる(朝日11/12)。自民党の事前審査に典型的なように、肝心なことはどこか密室で決められて国会は与党の数で通すだけ、という状況がどう変わるのか。「日本の政治が創造的に変わるチャンス」を生かす糸口をつかめるか、それとも潰してしまうのか。参院選までの約半年は政党にとっても有権者にとっても、その最初の試験期間となる。
「国会という場で何をどこまで表に出して議論するのかというところは、かなり本質的な話にかかわってくるところだとは思います。
野党側、とくに野党第一党の立憲民主党の影響力がかなり強くなるので、与党としても少なくとも立憲民主党の意思を無視した国会運営はできなくなりますし、審議上も立憲民主党に配慮しなければ前に進まない状況は生まれると思います。
そういう状況に、自民党も国民民主党も耐えられるかという問題もでてくると思います。新年度予算案の審議で荒れてきたときに、やはり連立を組んで与党の数を増やさないとどうしようもない、と自公は考えるでしょう。その時に国民民主が相変わらずの姿勢であれば、やはり連立の相手は維新か、という話になる可能性もあると思います。
実際に国会を動かしてみて、どういう形になるのか。ここは非常に注目すべきポイントです」(山本健太郎・北海学園大学教授 26-28面)。
自公以外がまとまれば衆議院で法案を可決できる、という政治状況のなかで、与野党問わず政党に問われるのは、社会に存在している対立や軋轢を政治の場に生産的に反映すること(対立や分断を煽ることで政治的支持を調達するのではなく)、その装置として政党が機能する糸口を示せ、ということだろう。河野有理・法政大学教授は、こうした政党の「吸い上げ」機能が貧弱であることが日本においては民主政の脅威になると述べる(中央公論12月号)。
社会に存在している対立や軋轢を政治の場に生産的に反映すること、そこから議論を通じて合意を形成していくこと、そのプロセス―紆余曲折や試行錯誤も含めて―から、誰が何をどう学ぶか、それをパフォーマンスとか茶番などと冷笑・嘲笑するのは誰か。しっかりと見届けよう。
こうしたプロセスは、有権者にとっても自分の一票が政治にどう反映しているかが「見える化」される糸口になる。「勝ち馬に乗る」「勝った方が正解」という多数決民主主義とは異なる政治への関心の持ち方、質問のしかたを体得する糸口にもなるだろう。フォロワー同士でも一定の社会的会話ができるようにならなければならない。
例えば国民民主が訴え、現役世代の支持を集めたとされる「103万円の壁」の解消。選挙を通じて「吸い上げ」た問題を政治の場にどう反映し、さまざまな利害との間でどのように調整していくか。選挙では「手取りを増やす」と言えばよいが、政治のプロセスではすでに議論になっているように、税収減をどう補うのか、地方財政との関連はどうするのか、さらにほかの「壁」も含めて社会保険料負担との関連はどうするのか、などの論点が出ている。
「財源は与党が考えろ」「(批判は)財務省、総務省の入れ知恵だ」など、財政ポピュリズム的な世論(セロン)を煽って政治的支持を調達しようとするのか、あるいは財政民主主義的な輿論(ヨロン)への糸口を開けるか。政党も有権者、国民も、社会的なコミュニケーション→公共的な議論がどこまでできるか、が試される。
参院選での争点も、こうした過程のなかからどう絞り込んでいけるか。
(以下「日本再生」547号一面へ続く)
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STOP GENOCIDE in GAZA! Do not stop talking about GAZA!
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【東京】総会 囲む会 望年会のご案内
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●東京・戸田代表を囲む会【会員限定】
 ゲストスピーカー 山田昌弘・中央大学教授
 「希望格差社会 それから―緩やかに衰退する日本―「推し活としての選挙」」
12月3日(火) 18時30分から21時
 「がんばろう、日本!」国民協議会 市ヶ谷事務所
 同人 1000円  購読会員 2000円
【オンライン】
12月2日 18時までに下記フォームへ申し込んでください。
225回 囲む会 - Google フォーム
18時以降、申し込みのあったアドレスへURLをお送りします。
アドレス表記に誤りがあると、こちらからの送信ができません。誤記に注意してください。
●望年会
 12月15日(日) 16時から19時
「がんばろう、日本!」国民協議会 市ヶ谷事務所
参加費 1500円 
例年どおり、実費を差し引いた分をチョウチョウソウさんを通じてミャンマーの支援に寄付します。
【オンライン】
12月14日 18時までに下記フォームへ申し込んでください。
2024年望年会 - Google フォーム
18時以降、申し込みのあったアドレスへURLをお送りします。
アドレス表記に誤りがあると、こちらからの送信ができません。誤記に注意してください。
●第226回 東京・戸田代表を囲む会【会員限定】
 ゲストスピーカー 倉橋耕平・創価大学准教授
 テーマ 日本型歴史修正主義と人権(仮)
    *534号インタビューを参照
1月16日(木) 18時30分から21時
 「がんばろう、日本!」国民協議会 市ヶ谷事務所
 同人 1000円  購読会員 2000円
オンライン参加の案内は後日
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【京都】政経セミナー  望年会のご案内
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●望年会in京都』
12月22日(日)1600~1900 キャンパスプラザ京都/2階 ホール
~2024年を振り返り、2025年を望む~
参加費4,500円 ペアチケット8000円 学生1500円
●第35回 関西政経セミナー
1月15日(水)1830~2100 キャンパスプラザ京都/2階 第一会議室
テーマ:税と社会保障~少子化対策の財源はどうあるべきか(仮題)
 講師・諸富 徹 京都大学教授
 会費:2,000円(学生無料)
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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会
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