電子瓦版(転送はご自由にどうぞ) ━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━ メルマガ♯がんばろう、日本! 154(11.11.01) ━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━ 「がんばろう、日本!」国民協議会 http://www.ganbarou-nippon.ne.jp ================================== ▼Index 自治分権・オープンな協働を促進するための新しい多数派形成を 「がんばろう、日本!」国民協議会第七回大会にむけて □開かれた凌ぎの時代 政策転換のための新しい多数派形成へ □ご案内 ◆関西政経セミナー 11/6 ◆東京・戸田代表を囲む会 11月、12月 ◆望年会 7回大会 □お知らせ ================================== 開かれた凌ぎの時代 政策転換のための新しい多数派形成へ ================================== 来年一月七日開催の「がんばろう、日本!」国民協議会第七回大会のテーマのひとつは、「開かれた凌ぎの時代」における「新しい多数派形成」をいかに進めるか、そのための合意形成―熟議の民主主義におけるマネジメントや作法とはいかなるものか、ということである。 政権交代は、「世界第二の経済大国」政治の終焉を確認する作業であった。そして311はダメ押し的に「戦後日本の敗戦」を刻印し、「世界第二の経済大国」幻想の退路を断った。「あれも、これも」という依存と分配の惰性は断たれ、「凌ぎの時代」を前提としない政策論の余地はなくなる。 時代の大きな変動はある人々を愚鈍にし、打ちひしぐが、ある人々を啓発し鍛え上げる。世界大戦に匹敵するような国際環境の激動的変化。右肩上がりから右肩下がりへ、人口減・少子高齢化という国内構造の大転換。こうした変化への対応を先送りし続けてきた空間がいよいよ断たれるなかで、「不都合な真実」を直視し、従来の軌道を変更するための行動が生まれてきた。 311以前から、すでに「戦後日本」が機能不全をきたして久しいこと、そして転換の大まかな方向性、課題については、それなりに議論は収斂されていた。しかしその転換のベクトルは「失われた二十年」の間、遅々として働かなかった。311は「世界第二の経済大国」幻想の退路を断つことで、その障害をいわば強制的に取り除き、新しい担い手の可能性を顕在化させることに道を開いた。 「世界第二の経済大国」幻想から「開かれた凌ぎ」の時代へ、いわば強制的に軌道は変更された。旧い多数派―シルバーデモクラシーの多数派、旧い常識―依存と分配の常識が液状化しつつある。これを「担い手の変更」へ、新しい多数派の形成へいかにつなげていくかが問われている。 (以下、「日本再生」390号へ続く) 【開かれた凌ぎの時代の合意形成、そのマネジメントとは】 【政策転換のための新しい多数派形成とは 生活の合理判断をベースにした民主主義へ】 ================================== 関西政経セミナー 「環境・エネルギー・経済外交戦略」(パネルディスカッション) 中西寛・京都大学教授、諸富徹・京都大学教授、隠塚功・京都市議、上村崇・京都府議 11月6日(日)18時30分より コープイン京都 会費 1000円 ================================== ◆東京・戸田代表を「囲む会」会員限定】 ================================== いずれも ●会費 同人 1000円 購読会員2000円 ●会場 「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷) □第105回 東京・戸田代表を囲む会 「民主党とは、いかなる政党なのか〜政党の研究って?」(仮) ゲストスピーカー 上神貴佳・高知大学准教授 11月23日(水・祝) 14時から17時 *「民主党の組織と政策」(東洋経済新報社)を上梓した上神先生に、「政党の研究とはどういうものか」、「そこから見ると民主党とはいかなる政党なのか」について、一般向けにお話ししていただきます。 □第106回 東京・戸田代表を囲む会 「政治家は合意形成のプロたるべし」(仮) ゲストスピーカー 大島敦・衆院議員 12月12日(月)18時45分から21時 *政権交代から二年。依存と分配に替わる、開かれた凌ぎの時代の合意形成、そのマネジメントは、どこまで見えてきたか。(390号 大島議員のインタビュー参照) □第107回 東京・戸田代表を囲む会 「日本に求められる大転換とは」(仮) ゲストスピーカー 大塚耕平・参院議員 12月19日(月)18時45分から21時 *「世界同時多発債務危機」に見られるような旧来の構造の液状化、迫られる常識の転換について、政権交代二年を振り返ることも含めて、お話しいただきます。「放射線との対峙」についても、お話しいただけるかもしれません。 ================================== □望年会 ================================== ●京都 12月8日(木)18時より コープイン京都 第一部 講演 「2012年の国際社会を展望する」村田晃嗣・同志社大学教授 会費 1000円 第二部 懇親会 会費 3500円 ●東京 12月10日(土)16時より 会費2000円 「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷) ================================== ◆「がんばろう、日本!」国民協議会 第七回大会 ================================== 「自治分権・オープンな協働を促進するための新しい多数派形成を」 2012年1月7日(土) 総評会館 http://www.sohyokaikan.or.jp/access/index.html 13時より 記念シンポジウム 会費 2000円 17時より 懇親会(新年会) 会費 5000円 記念シンポジウム(パネルディスカッション) ●第一部「外交」 中西寛・京都大学教授、大野元裕・参院議員、中東問題研究所上席研究員、ほか ●第二部「自治分権の深化」 福島浩彦氏、諸富徹・京都大学教授、市長(調整中)、市議(同人) ================================== ◆お知らせ ================================== ●いよいよ決算委員会で事業仕分け! 388号インタビューで、平将明議員が提起していた「決算行政監視委員会での事業仕分け」が、いよいよ実現の運びとなるようです。いまのところ、11月14日からの週で調整中とのこと。 国会の委員会で事業仕分けを行う意義は、平議員のインタビューを参照していただくとして、この試みは国会改革(実質的な審議、与野党関係など)へ、ぜひ連動させていくことが必要です。いいかえれば、自民、民主の理事が替わってもこれが続くように、そして他の委員会でも事業仕分けが行われるようにetc 動きを広げていく重要な一歩です。 それを後押しする意味でも、時間のある方はぜひ傍聴を!(事業仕分けはオープンにやることに意味があるので、平議員はなるべく広い会場でやりたいそうです)。もちろん衆議院のホームページから視聴することもできます。 ●被災地への旅行に助成 東京観光財団が、来年2月末まで、被災地支援として、東北への旅行に割り引き助成を行うとのこと。http://tcvb.or.jp/ja/go_tohoku/index.html 「補助金?」「天下り団体?」という臭いはプンプンしますが、「物見遊山でも何でもいいから、来てほしい」というのが被災地の声でもあります。これから寒くなり、ボランティアも減っている時期ですから、温泉に行って来るのも悪くないかもしれません。 手続きなどくわしいことは、上記URLを。 ●銀座つながる食堂 オープン 10月にオープンした銀座の東日本復興応援プラザ。いよいよ11月3日からは「銀座つながる食堂」がオープン。気仙沼の食材を使って、まずは「サンマ汁」と「ふかひれスープ」が提供されるとのこと。物産も販売されています。 http://www.ginza-fukkou.jp/index.html ******************************* 石津美知子 「がんばろう、日本!」国民協議会 http://www.ganbarou-nippon.ne.jp TEL 03-5215-1330 FAX 03-5215-1333 |