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メルマガ♯がんばろう、日本!         149(11.3.22)
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「がんばろう、日本!」国民協議会
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp
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がんばろう、日本!

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今年の甲子園のキャッチフレーズは、「がんばろう、日本!」

● 未曾有の大震災に立ち向かう強靭さは、政府の指揮命令ではなく、自ら行動する市民社会であることを、改めて痛感させられます。海外からの共感も「国」に対してというよりは、市民社会に寄り添うものが大半です。これこそ私たちの大きな資産ではないでしょうか。

* ツイッター上からひろがった「分かち合い」のポスター 買占めインフォグラフィックPDFファイル版
作者は広告会社につとめる松本隆応さん。元新聞奨学生。

*旧知の呉寄南さん(上海国際問題研究所元日本室長)が上海市日本学会新会長に選任され、さっそく会員に対して、日本の知り合いに励ましの手紙、メールを送る運動を呼びかけた。日本研究の専門家、学者ら300人が一人100通送ろうというもの。日本の友人や同僚、留学時代の同級生らに気持ちを伝えるとのこと。(朝日3/21)

● マズゴミは相変わらず。でも情報インフラは、阪神大震災にくらべて格段に進化している。それを使いこなすのは、ほかでもなく私たちだ。

【河野太郎議員のメルマガ 3/21-2より】
震災以来、外国からのメディアの取材を受け続ける。今朝の最初はBBCインターナショナルのラジオからの取材。 ウェブ上に、「日本政府はパニックを防ぐためにわざと嘘をついている」という記事が出ているが、どう思うか? はぁ!? コメントするのもばかばかしいが、ラジオのインタビューに答える。だいたい、誰がどんな媒体に書いているのかもわからない。「東電の対応はなっていないし、官邸のホームページはまだ一元化されていないし、保安院と東電はばらばらに記者会見やっているし、対応はまるでなっていないが、彼らは嘘はつかない」。
【引用おわり】

* 首相官邸ホームページには、震災関連情報がまとめてアップされています。
http://www.kantei.go.jp/saigai/index.html
各省の情報をまとめたところには、文部科学省が原発周辺地域(30キロ圏外)の放射能測定値を公表し、地図上にもプロットしています。ワァワァ騒ぐ記者は、こういうデータを見た上で言っているのでしょうか?

ちなみに、この放射線データの収集ならびに開示にあたっては、世耕議員がいろいろサポートしたようです。

* 原発事故に関しては、専門家も冷静な解説を試みています。ここでは、環境エネルギー政策研究所所長:飯田哲也さんのレポートを紹介します。
http://www.isep.or.jp/images/press/script110320.pdf

● 被災者支援、原発事故対応といった緊急事態への対応に加え、円高そして復興資金の調達といった、経済屋にとっての緊急事態にも、的確な対応が求められています。この領域は何にも増して、「担い手の変更」「新しい担い手の登場」がもとめられています。

*http://webronza.asahi.com/synodos
「非常時」に即応した対処策への転換を!――「人災」を避ける努力をせよ  (3/18)
片岡剛士

● 最後に、こんな「都市伝説」にもご注意!
被災地になかなか物資が届かない映像を見て、善意で言っている人もなかにはいるのかもしれませんが、自衛隊がちゃんとやっています。

【河野太郎議員のメルマガ3/21-3より】
自民党の対策本部によく来る問い合わせの一つが「日本には空中から物を投下してはいけないという法律があるので、自衛隊のヘリから物資の投下ができない。なんとかしてくれ」というもの。
対策本部にいたヒゲの隊長こと佐藤正久参議院議員(元一等陸佐)に、なんとかなりませんかと尋ねると、隊長、首をひねる。「河野さん、なんで自衛隊のヘリから物を落とすの。ヘリが降りればいいじゃない。」
「でもよくニュースなんかで、ヘリから物を落としているシーンありますよね。」
「それは固定翼、飛行機からでしょ。ミサイルで狙われるようなところは飛行機で行って上空からパラシュートで投下するけど、今回は違うでしょ。」
ことら大尉こと、宇都隆史参議院議員(元一等陸尉)が詳しく説明してくれる。 「日本の航空法89条は空中からの物件の投下を禁止しているけれど、自衛隊は適用除外。今回の支援でヘリから物資を投下しているかといえば、していない。なぜならヘリを降ろして積み卸しをしているから。
自衛隊のヘリが物資を投下する方法は二つあって、ひとつは低速前進しながら後部ハッチを開け、機首を上げると物がハッチから連続して滑り落ちていく。これは滑走路のような場所でやるが、今回はなかなかそんな場所がない。
二つめは、大きな網の中に物資を入れて機体の下に吊す。低空でホバリングしながら降ろすことはできるが、これも今回、着陸して積み卸しができるので、あまり意味がない。
物資の投下は固定翼(飛行機)でよく行うが、気象の安定と落下ポイントにかなり大きなエリアが必要になり、その場の安全の確保も必要になる。投下した物をどうやって回収するのかも問題。物が壊れないように特殊な梱包なので普通の人では開封できない。もちろ ん地上の誘導員も必要になる。」
航空法があるから自衛隊が物資の投下ができず、被災地に物が届かないというのは、どうやら都市伝説のようです。
【引用終わり】

● いよいよ統一自治体選挙が始まります。「国政に従属した地方選」の枠組みは、吹き飛びました。地域の課題設定を独自にできるかどうか、その自治の力こそが問われる舞台です。

「モノは脆い。しかし、人間の心は自然界より強くなれるはずだ。いま地域がひとつになり、先祖たちが築き上げたように、一からからやり直し、復興しなければならない」

インド洋で地元の被災を知り、復興のため遠洋での操業を続ける決断をした気仙沼のマグロ漁船の船長の言葉です。マグロ漁は、ほとんど国の補助金を受けずに行われてきた産業。

地域の自治、自立の力を鍛え、育むための一票を! 主権者として、それぞれの持ち場で務めをはたしましょう。

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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会
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TEL 03-5215-1330 FAX 03-5215-1333