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▼index
□白紙委任の道を断って、「未来への選択」で政治を変えよう!
参院選最終局面の情勢
【自民、巻き返しに必死】
【公明は、ローラー作戦に全力】
【「無責任・居直り」の小泉か、「まじめに、ひたむきに」の岡田か】

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白紙委任の道を断って、「未来への選択」で政治を変えよう!
参院選最終局面の情勢
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【自民、巻き返しに必死】

朝日新聞の連続世論調査(第7回 7/6-7実施)では、自民党支持層のなかでは比例区
で「自民党に投票」は65%から76%に上昇(第6回実施は6/29-30)。選挙区では70%
から76%に増えた。支持層に対する自民党の巻き返しが効いてきている。
ただし「選挙に大いに関心がある」層では「自民党に投票」は22%(前回21%)で第
一回(4/21-22実施)の30%にもおよんでいない。この層は投票に行く確率が高い
「コア有権者」であり、選挙戦全体の流れを先導する部分である。
今回はここが「小泉・自公の増長は許さない」となっていることが特徴。
支持層離反による低投票率に危機感を抱く自民党は、各陣営に「投票促進活動」を通
達しているが、ターゲットは「コア有権者」ではなく、投票意欲を失っている支持
層。逆にここに「選択を変える」までの働きかけができれば、打つ手はなくなる。

電話かけでも、明らかに「これまでは自民党にいれてきたが…(今回はちょっと、ど
うしようか…)」という反応が出ている。話はいろいろ聞くし、年金問題などこちら
の言うことにもうなずくが、そのうえで「選択を変える」までの決断を迫る、までに
はまだ至っていない。
最終日には「いよいよ明日」ということで、「棄権は白紙委任になる。ここは未来の
可能性にかけて踏み出しましょう! この先三年間、国政選挙の予定はないんですか
ら」と決断をいれていこう!
(こういう人たちは市井の責任層が多いので、目先の憤激を煽って、ということでは
なく、未来を見据えた決断=高齢・人口減社会で子どもたちの世代はどうなるかetc
=を「まっすぐ、ひたむきに」訴える)

【公明は、ローラー作戦に全力】

6月27日、N区役所近く。
「私は公明党が大好きなんです」と山本リンダが叫ぶと、千人近い聴衆が沸いた。学
会副芸術部長としての登場。聴衆のほとんどはそのまま、区役所の期日前投票所へ。
「手続きが簡単になった制度を使った作戦。街頭からその足で投票に行ってもらえば
確実に得票につながる」(公明党関係者)。別の関係者によれば、学会員たちはあと
4日、人海戦術を展開する。「会員1人で一日3人の新規開拓。都内でそれを仮に10万
人がやれば…」と言った。(朝日7/8)

これに負けないだけの組織戦のパワーが勝負。
朝日の前出世論調査によれば、「投票依頼のよびかけを受けた」人は37%、「受けて
いない」人は63%となっている。トモダチつながりの延長での軽い「よびかけ」や
「ワン切り・連呼」の数よりも、「有権者の当事者意識」を問いかけ、ともに考えよ
うという働きかけの質(もちろん量も!)で徹底的に勝負を!

【「無責任・居直り」の小泉か、「まじめに、ひたむきに」の岡田か】

同じ世論調査では、比例区の投票先を「まだ決めていない」は36%から29%に減って
いる。投票先が決まりつつあると同時に、まだ三割が未定ということ。ここを固める
こと、そして「民主支持」がはっきりしている人にも、「周りにはたらきかけを」
と、一票でも上積みをよびかける。
最終日であるから、投票意欲はあるが決めていない層に対しては、「ここで決める
(この電話で決めてもらう)」という構えが必要。そのためにも選択肢を鮮明にし、
民主党への一票でどう変わるのか/あなたの選択でこう変わる(年金廃止法案など)
と明確に示す。
とくに7/9各紙の民主党一面広告(「年金について、せいいっぱい説明します」とい
うイラスト入り広告)は、年金を説明するうえでも分かりやすいし、7/7付けの自民
党一面広告(民主党へのネガティブキャンペーン/公明・共産の「ドロ試合」のよう
なセンス)と対比すれば、「どちらがまっとうな、国民との対話ができる政党か」非
常に分かりやすい。
電話でも「ぜひ比較してみてください」とか「年金については、この広告をもう一度
ぜひ見てください」などと使うべし。

投票意欲がイマイチという層にはダメ押しとして、「棄権は白紙委任です。白紙委任
すれば、来年の介護保険見直しでも同じことが起こる。社会保険庁の改革も、道路公
団の見直しと同じになる。国民に納得のいく説明もなしに、イラク多国籍軍へ参加、
この次は何なのか? こういう政権に安心して『白紙委任』できますか?」と問いか
けよう。

そして「民主党は大丈夫」という人には、「絶対に最後まで気をゆるめてはならな
い。一票でも上乗せを」と、よびかけを。
民主党支持層のうち、選挙区で民主党に投票という人は83%から72%に落ちている。
「自分が行かなくても大丈夫」という気分に、足をすくわれるようなことがないよう
に! 

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石津美知子 ishizu@ganbarou-nippon.ne.jp
民主統一同盟 「がんばろう、日本!」国民協議会
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp
TEL:03-5215-1330 FAX:03-5215-1333