電子瓦版(転送はご自由にどうぞ) ━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━ メルマガ♯がんばろう、日本! 号外(04.2.5) ━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━ □講演会、「囲む会」のご案内□ 参議院選挙にむけて 昨年の総選挙では「マニフェスト」が選挙の道具として認知されるところまでは、き ました。これを政策の中身で選ぶ(選べる)ようなところへ深化させていくことが、 政党と有権者の今後の課題です。 その際に必要なことは、「生活実感」と「理念」でしょう。 夏の参院選も、各政党が政策をきちんとかかげて戦われるべきです。制度上、参院選 は政権選択に直結しないからこそ、「四年の任期で必ず実行する」というしばりを離 れた、もっと理念的な部分について、政策論争が深められることが望ましいでしょ う。 とくに前回のマニフェストであまり触れられていなかった「外交」や「年金」などに ついて、これからのわが国の国家・社会ビジョンと結びつけて政策が示されること、 同時にそのことが、生活実感、人生設計とリンクして語られること―こうした、有権 者が「選べる」方向への深化が求められます。 理念と生活実感をリンクさせるとはどういうことか。 例えば、55年体制を越えて、「日米基軸では与野党が一致している」と言っても、 わが国の東アジア戦略が見えた上での「日米基軸」と、それが見えていない「日米基 軸」とでは意味がまったく違ってきます。同時に、「右肩上がりよ、もう一度」で外 交や国益を考えるのと、少子高齢社会・成熟社会が見えて外交・国益を考えるのとで は、「見えるもの」が全く違ってきます。また、東アジアのなかで「いかに稼ぎ、 食っていくか」が見えて税制や社会保障、教育のあり方を論じるのと、それが見えず に論じるのとでは、方向性が全く違ってきます。 こうした論争軸・違いは、それぞれのテーマや分野では、次第に明らかになりつつあ ります。これをより、包括的な体系的なものとして示すこと―次の総選挙に向けて、 参院選でその「準備版」を提示する、ということになるでしょう。またそのように、 有権者からも押しあげていかなければなりません。 こうした視点から、今年前半の講演会、「囲む会」を企画していく予定です。 2月、3月について、確定しているものは以下のとおりです。 □第34回 東京・戸田代表を囲む会 「WTO・FTAを生き抜く農業戦略」 2月9日(月)18時30分より 「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷) *農業=衰退産業をいかに保護するか、という視点からではなく、FTA―農業鎖国 打破と農業再生を結びつける視点から、農政改革について提言していただきます。農 政改革は、自民党の票田である農村部における、戦略的な支持基盤獲得をも意味しま す。 □第54回定例講演会 <政権選択を問う>どうする、わが国の外交戦略 2月17日(火)18時30分より 前原誠司 衆院議員 民主党「次の内閣」外務大臣 総評会館203室 *前原氏は、「食糧安保」「エネルギー安保」「地域安保」「平和構築」「産業競争 力」という柱による「総合安全保障」という視点から、これからの外交戦略を構築す べきとしています。こうした視点とともに、民主党の政権担当能力をいかに獲得して いくかについて、述べていただきます。 3月については 囲む会 3月4日 18時30分より 原口一博議員 民主党「次の内閣」規制改革担当 講演会 3月9日 18時30分より 枝野幸男議員 民主党政調会長 を予定しています。 ◆ 定例講演会の参加費は 会員(同人・購読とも)1000円/一般2000円 ◆ 囲む会の参加費は 同人2000円/購読会員3000円(同人の紹介) 囲む会会費には、お弁当代を含みます。 ====================== 石津美知子 ishizu@ganbarou-nippon.ne.jp 民主統一同盟 「がんばろう、日本!」国民協議会 http://www.ganbarou-nippon.ne.jp TEL:03-5215-1330 FAX:03-5215-1333 |