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メルマガ♯がんばろう、日本! 51(03.9.19)
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「そして誰もいなくなった」〜小泉優勢を支える空気の研究
政治文化の入れ替え戦・第三幕〜小泉マジックの目くらましとの攻防戦
■お知らせ
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□「そして誰もいなくなった」〜小泉優勢を支える空気の研究
熊 自民党総裁選はどうもパッとしねぇな。地方票のカウント方式が変わったこ
ともあって、前回みたいな圧勝ってわけにはいかないようだが、それでも地方票でも
国会議員票でも小泉が過半数をとって、第一回目の投票で決着がつきそうだ。
八 青木・村岡と刺し違えようとした野中の捨て身の賭けも、経世会の自壊を早
めただけだった。最大派閥の分裂、宏池会の流れを汲む堀内派の「自主投票」など、
派閥の溶解は確実に進んでいる。しかしそれでも、派閥を越えた若手候補の擁立は、
「あと一人」ってとこで力及ばずだ。小泉陣営からの締め付けは、かなりきつかった
ようだな。
熊 経済政策を中心に、自民党内にこれだけ批判があるのに小泉優勢ってのも、
考えてみりゃおかしな話だぜ。「政策には反対だが、選挙の顔は小泉しかない」とい
う、「自分党」の空気が小泉の最大の支持基盤ってことか。
八 民主・自由が合併して、マニフェスト(政権公約)による政権選択選挙とい
う舞台が整いつつある。八月の埼玉県知事選挙では、四月の神奈川・松沢さんに続い
て、マニフェストを掲げた上田さんが圧勝した。政権交代が現実味を帯びてきたから
こそ、今度の自民党総裁選は、選挙に臨む顔(首相候補)と政権公約(マニフェス
ト)をどう決めるかという意味で、重要だったはずだ。
熊 つまり「誰が選ばれるか」よりも、「どう選ばれるか」だな。マニフェスト
の本質は、「選挙前に政党が一致して国民に約束する」という点にある。小泉さんは
改革を言っているが、自民党の候補者は「郵政民営化も道路公団民営化も反対」とい
うのでは、有権者は何を選んだらよいか分からないからだ。こういう「分かりにく
さ」(本質的には「うさんくささ」)をスッキリできるかどうかが問われたわけだが
・・・。
八 そういう意味じゃ、「再選されれば自分の公約が次の総選挙での自民党の公
約だ」という小泉の理屈は、まったくそのとおりだ。問題は、それをどう実現する
か、だよ。小泉再選は確実ということで、もう人事の話が飛び交っているが、「挙党
体制」と称して論功行賞的な人事や派閥均衡型人事をやるようじゃ、また小泉改革と
正反対のことを言っている候補者が「小泉総理とともに」というノボリを掲げて選挙
をやるということになる。
熊 小泉サイドでは、堀内(H)青木(A)村岡(M)を指して「ハム太郎」と
いうそうだ。その心は「エサが欲しくてたまない」なんだと(ハム太郎:子どもに人
気のアニメキャラクターのハムスター)。野中の「毒まんじゅう」発言で、おおっぴ
らに猟官運動には動けないが、堀内派なんぞは「こうなりゃ、自主投票なんて半端な
ことではなく、小泉支持をはっきりさせたほうが入閣に有利」となだれをうっている
らしい。
八 「二位以下との差がありすぎると、首相に思い通りの人事をやられてしま
う」(橋本派)という心配さえ出始めている。どうやら「そして、抵抗勢力は誰もい
なくなった・・・」というのが、自民党の空気のようだな。
熊 総裁選直後に総選挙を設定して、「選挙の顔」を選ぶという点で議員心理を追
い込んでいった小泉の策略が当たったってことだ。こういうやり方で「踏み絵」を踏
ませる権力ゲームなら、国民は野次馬気分で見物してりゃいいってことになる。政党
にも有権者にも、これっぽっちも責任は問われないってわけだ。
八 まさに総無責任体制だ。なんだか、近衛新体制に「乗り遅れるな」となだれ
をうって政党を解散して翼賛体制に走っていったときの政界と、よく似てきたんじゃ
ないか?
(今の政界には、当時の議員の三世たちが大勢いらっしゃいますが、翼賛体制=戦争
の泥沼へなだれ込んでいった祖父たちのことを、政治家としてどう考えているので
しょうか? ちなみに、小泉さんのおじいさまは、『支那事変処理に関する質問演
説』が「聖戦の目的を冒涜する」として衆議院から除名された齋藤隆夫に、離党・辞
職での「幕引き」をすすめた方だそうでございます。<松本健一 中央公論10月号>)
熊 この間、総裁選の立会い演説会を新宿で見たが、驚いたねぇ。三年前の総裁
選の時とは、来ている層が様変わりだ。小泉支持率50%を支えているのは、ワイド
ショー、スポーツ新聞・夕刊紙の世界だっていわれているが、どう見ても老若男女を
問わず、社会的な責任をイヤでも感じざるをえないってところからは、およそほど遠
い層だな。「他の人(亀井・藤井・高村のこと)は小泉さんの悪口言ってるだけじゃ
ないのっ」とぶちまけているオバチャンに「悪口じゃなくて、一応『政策』で批判し
ているんだぜ」って説明しようとしたけど、聞く耳もたずだ。これが、小泉マジック
の世界なんだな。
八 「自民党をぶっ潰す」と言った小泉は、たしかに依存と分配の政治文化の上に権
力を握ってきた、自民党を象徴する経世会をズタズタにした。だけどじつは、「茶碗
はとっくに壊れていた」んだ。(経世会の分裂が決定的になったことに、橋本元総理
は「茶碗はとっくに壊れていた。割れた茶碗を両手で押さえていただけだ」と述べて
いる<読売9/11>)
税金の分配は減る一方で、小選挙区のおかげで業界選挙の効用も低下の一途だ。例え
ば自民党の職域団体の党員数は三年前と比べて、大樹会(特定郵便局)が24万から
10.6万人、建設が18万から8.6万人、看護連盟が12.4万から4.3万人のように軒並み大
幅に減少している。「割れた茶碗」を押さえる力は、衰える一方だったわけだ。
熊 税金の分配が減るから、政官業の癒着のなかでの分捕り合戦は、さらに熾烈
になる。一方、政官業の癒着の利害票だけでは小選挙区では当選できない。ここに
「選挙の顔」としての小泉の使用価値があるわけだ。つまり「無党派」にウィングを広
げるってやつだな。その「無党派」ってのが、新宿の立会い演説会に集まっていたよ
うな連中ってわけだ。
八 だから、選挙は小泉人気頼み、支持者の前でのあいさつはできるが、不特定
多数の有権者にむかって政策を街頭で訴えるなんて考えたこともねぇ、名前の連呼し
かやったことがないっていう情けねぇ連中は、なだれをうって小泉になびくわけだ。
これが「小泉優勢」の空気の正体だ。かくして抵抗勢力とやらは、「そして誰もいな
くなった」というわけだ。
□ 政治文化の入れ替え戦・第三幕〜小泉マジックの目くらましとの攻防戦
八 ところがその「無党派」とやらにも、亀裂というか差別化が始まってるっ
てぇのが、この春の統一地方選からの流れだ。「無所属」を掲げた知事候補が、「政
党を否定しているわけではない。むしろ本来の意味の政党政治を確立するために、マ
ニフェストを掲げる」と言い始めて、「政党か無党派(無所属)か」という構図がほこ
ろび始めた。自治体議員でも「既存政党に満足しない有権者の市場を自力で開拓でき
る」からこそ「あえて無所属」という者は政党政治を否定しないし、むしろ政党政治
の確立と自治体議員の役割という問題設定を、自然体で自分のものにできている。
熊 バッジ組にそういう構造が見えてきたから、普通の有権者のなかでも「政党
不信・アンチ政党→無党派」とは違うという意識がはっきり形になってきて、そうい
う候補がいるところでは、マニフェストが予想外に受けるということになったわけ
だ。
八 埼玉県知事選挙では、35%という低投票率でも、マニフェストを掲げた上田
さんが圧勝だ。これまでなら投票率が低いほど、組織選挙(囲い込み)が有利と言わ
れていたが、もうそういう力さえ「依存と分配」「政官業癒着」のほうにはなくなっ
ているわけだ。マニフェストを掲げたのは上田さんだけ。それに反応できるのは、
「政策で選ぼう」という有権者のほうだ。依存と分配・囲い込み選挙の足腰がたたな
くなって、替わりに「政策で選ぼう」という有権者が投票所に足を運んだ。入れ替え
戦は確実に進んでいる。
熊 たしかに社会的責任をイヤでも感じざるをえない層のところでは、ほぼ決着
はつきつつあるといえるだろうな。問題はそうでない、六割のところでの多数派形成
だよ。政官業の癒着で既存政党とつながりをもつという“苦労”からさえ無縁な「無
党派」だ。小泉マジックは、ここを権力基盤のターゲットにしている。
八 三割の世界では、政治文化の違いということが、生活感覚としても見え始め
ている。ここでは、民由合併とマニフェストで、選挙での選択肢はかなりはっきり見
えてきた。民主党が発表したマニフェストと小泉「マニフェスト」(もどき)では、
天と地、月とスッポンだってことは分かる。問題はこれを、どうやって六割の世界に
まで「見せていく」か、だ。
熊 民由合併とマニフェストという形で、「政治改革十年」の集約点が見えてき
たのが、第一幕だ。(「日本再生」292号・講演会『政治文化を変えよう』/同293号
・講演会『次期総選挙を政権選択選挙に』 参照)
第二幕は、自民党総裁選。争点は、小泉改革の是非だったはずだが、「みんな小泉さ
んの悪口ばかり」という支持者を前にして、予想を越えて「小泉翼賛体制」になだれ
をうった。まぁ、総選挙をちらつかせて野中以下を手玉にとった小泉の策略が、旧い
利権政治―依存と分配の「知恵」よりも一枚上手だったということも言える。
八 問題は次の第三幕だ。こっちはどうやら総選挙という舞台回しになりそう
だ。小泉再選ということになれば、もはや「改革をやるかやらない」ではない。民主
党マニフェスト対小泉「改革」という、改革A対改革Bという選択肢になるし、そう
でなければおかしい。
熊 総裁選で負けた「抵抗勢力」は、「選挙の顔は小泉しかない」ということなら
「小泉改革」に反対すべきでないし、それがイヤなら党を割るべきだ。小泉のほうも
「割れた茶碗」を両手で押さえて国民を騙すような「挙党体制」をとるなら、詐欺
だ。小泉支持の若手が要求しているのも、そういうことだろう?
八 確信犯的な小泉支持のほうには、自分で政策も語れるし、不特定多数を相手
に街頭演説もできるし、国政報告もきちんと出している、という議員がいる。彼らは
小泉を使って、自民党を近代的な国民政党に変えようとしているわけだ。「親分が右
と言えば右」という私党ではなく、「自分はこう考える」ということを、派閥のなか
でも有権者に対してもきちんと説明できるのが当たり前、という政治文化を実践して
いる。問題は、旧い政治文化(依存と分配の政治文化)との分離は、政権交代なしに
可能なのか? ということじゃねぇか。おいらはよ、自民党がちゃんとした国民政党
に脱皮するためにも、政権交代が必要だと思うがねぇ。
熊 それとやはり大事なことは、マニフェスト(政権公約)をどう有権者自身が
使いこなすか、だろう。民主党が第一次案を発表したが、小泉マニフェストとやら
は、総裁選をみているかぎり、ちょっと比較検討に値するようなシロモノとは言え
ねぇな。まぁこれで比べて「どっちが責任政党たりうるか」というのも、一つの切り
口ではあるがな。
八 なんらかの責任をイヤでも意識せざるをえない三割の層のなかは、それで話
が通るだろうが、問題はやはり、六割の「小泉マジック」に引きずられる世界での決
着戦をどう構えるか、ここが勝負だろう。
熊 例えば昨日の民主党のマニフェスト発表記者会見で、「財政規模は?」とい
う質問に、枝野政調会長は「規模の問題ではなく、歳出構造が問題。自民党総裁選の
ような、積極財政か緊縮財政かという切り口は一見分かりやすそうだが、問題の本質
はそこにはない。それに今のような時期には、景気に対して中立という意味でも、財
政規模は現状維持だ」と返していた。要するに、記者連中の考えている「政策論争」
「政策の対立軸」っていうのは、地に足のついていない観念論争みたいなものなわけ
だ。しかしそれを通じて「政策」が伝わると、「緊縮財政か積極財政か」っていう話
で、なにかしら分かったようなことになる。
八 そのレベルなら「四十一兆の税収で三十六兆の国債発行、これのどこが緊縮
財政なんですかっ」という小泉の反論の前に腰砕けになるのは、あったり前だな。こ
この「分かってるつもりの勘違い」をうまくひっくり返さなけりゃならねぇわけだ。
地に足のついた政策論争のメニューは、ぼちぼち準備されてきたが、それを伝播する
ルートも新たにつくらなけりゃならねぇ。既存の「分かってるつもり」のところは、
まるで使えねぇんだから。
熊 マニフェストの意味が多少なりとも分かる、政権選択選挙に期待するってぇ
「脱無党派」の有権者が、そこの役割を担わなけりゃならないわけだ。今春マニフェ
ストを掲げて当選した古川・佐賀県知事も「郵政や道路公団以外に、総裁選でもっと
語るべき政策論争があるはずだ」と言っている<朝日8/22>。既存の「分かってるつ
もり」のところがじつは、政治文化の違いってことがまったく分かっていないってこ
とになっているんだ。政策論争を伝えていくルートのところでの入れ替え戦に、マニ
フェストで政権選択しようという有権者が大量に参入していかなけりゃならねぇわけ
だよ。
八 そうすりゃ、「勘違いの政策論争」の先にある小泉マジックの支持基盤の
ところにも、亀裂をもちこめるはずだ。総裁選の最中だかに、小泉が「改憲」を口
走ったことがあったが、「憲法問題」をもちだすことが何かしら、改革か否かの試金
石のように思っている(思わせたい)世界にまで、「政治文化の違い」から分岐をい
れるってことだな。
熊 「<癒し>のナショナリズム」の著者(共著)・小熊先生(おいらの親戚
じゃねぇがな)はこう言っている。
「天下国家を語ったほうが楽なのではないでしょうか。具体的な問題が回避できます
から。特殊法人を潰すよりは改憲を言うほうが、彼らにとっては易しいと思います。
タブーに挑戦するポーズをとっていても、彼らにとって一番タブーになっている部
分、例えば利益誘導や派閥政治を解消するといったことは避けている。彼らは改憲に
『逃避』しているのだと思います」<朝日9/9>とな。
地に足のついた政策は、具体的に責任が問われるが、改憲なんぞは「言いっぱなし」
でも誰からも文句は言われねぇ。それでいっぱしの「改革派」のカオをしていられる
んだから、無責任なヤツほど都合のいい「政策論争」ってことだ。
八 改憲というのは国家の基本だ。それを論じるにはそれなりの、国民主権の作
法ってものがある。集団的自衛権のこれまでの解釈では、国益上も立ち行かないこと
ははっきりしているし、憲法を改正するのがスジだ。だがそれはきちんとした作法で
やるものであって、国民の不安や不満を煽ってたきつける筋合いのものじゃあねぇ。
そんなことをすりゃ、第一次大戦後の変化についていけないところからの閉塞感をた
きつけて、ドロ沼の道に突き進んだ「国策の誤り」の二の舞だ。
熊 消費税の話もそうだ。いずれは税率引き上げは避けられないし、目的税化も
検討する必要があるかもしれない。しかし今の歳出構造を前提に、「カネが足りない
から」って話は、だまし討ちとしか言いようがないぜ。年金改革の論議に必要な基礎
データですら、厚生省は何度言っても国会に出そうとしていないんだ。こんなんで、
まともな政策の議論なんかできるわけないだろう。それでいて「このままでは年金が
危ない」っていう数字だけは流すわけだ。
八 堺屋太一に言わせりゃこうだ。「財務省は毎年『財政の中期展望』を出しま
す。それには必ず『機械的に算出した』と書いてあります。その意味は『他の条件に
変わりがなければ』ということです。この試算では日本の財政は破綻します。だから
消費税をうんと上げなきゃいけませんということです。これは『他の条件が変わらな
ければ』という前提が間違っていることを示している。そこが日本の官僚の大きな問
題です。他の選択肢を示さずに、増税だ、破綻だということばかりをいう」(論座10
月号)
この官僚の口車にのっかって「痛みの伴う改革だ」と絶叫さえすれば「改革派」だと
いっていられる舞台そのものを、転換しなけりゃな。
熊 「政治改革の十年」で、国民主権の政治文化を体現する政治家(バッジをつ
けた主権者)は、それなりに育ってきた。政権選択選挙を引っ張っているのはそうい
う議員たちだ。そこには、バッジをつけない主権者も育ってきている。「脱無党
派」ってえのは、政権選択選挙の意味を多少なりとも分かっている、そういう主権者
が、バッジをつけた(つけようとする)ほうも、圧倒的多数のバッジをつけないフォ
ロワーのほうも、力を合わせて小泉マジックの世界にまで、国民主権の多数派形成に
打って出るってことだ。
八 「近衛新体制」は、当時の利権政治に対する庶民の不満や閉塞感をバネに政
党政治を糾弾し、政党の解散―翼賛体制へのなだれ込みということで始まった。この
近衛新体制の基礎文明―小泉マジックの世界を、政党政治とマニフェスト―脱官僚・
脱無党派・脱中央集権(21世紀臨調)を掲げてどこまで切り崩せるかが、国民主権の
多数派形成の勝負ってことだよ。
熊 浮き足立たずに、総選挙さらには来年の参院選挙を受けて立とうぜぃ。
□◆□ お知らせ □◆□
□日本再生 293号
「政治改革十年」の集約と飛躍をかける次期総選挙と有権者の試練
定例講演会/「次期総選挙を政権選択選挙に」 枝野幸男・民主党政調会長
戸田代表を囲む会/わが国の防衛のありかた 金田秀昭・元海将
戸田代表を囲む会in福岡/ゲストスピーカー 原口一博・衆院議員
□秋季特別シンポジウム「新時代の外交・安全保障」
10月13日(月・祝)午後1時より6時まで
総評会館 2階 大会議室
パネラー 中西寛(京都大学教授) 森本敏(拓殖大学教授) 村田晃嗣(同志社大
学助教授) 西元徹也(元統幕議長) 添谷芳秀(慶応大学教授)
コメンテイター 康仁徳(元韓国統一相)
参加費 2000円
□戸田代表を囲む会【同人会員限定。購読会員は同人の紹介が必要です】
第31回 「盧武鉉政権と韓国社会の変化」
9月26日(金)午後6時30分より
ゲストスピーカー 李鍾ガク 氏 元東亜日報政治部次長 現在東京大学大学院
韓国・大邱市生まれ。高麗大卒。元東亜日報政治部次長、企画部長。今春から東大大
学院で韓国歴史社会を研究。50歳。
・盧武鉉政権の誕生とその後・今後について、その背景となっている韓国社会の変化
を交えてお話しいただきます。
*申し込み締め切り 24日
第32回 「東アジアの経済統合と日中経済の諸問題」
9月29日(月)午後6時30分より
ゲストスピーカー 津上俊哉 氏(経済産業研究所上席研究員)
80年東大卆。通産省。2002年より現職。
『中国台頭〜日本は何をなすべきか〜』日本経済新聞社, 2003.1.23 など著書多
数。
・人民元切り上げやFTA、貿易・産業構造摩擦など、日中間の経済問題について、
「日中」という枠での対処論ではなく、東アジアの経済統合からどのように問題設定
すべきか、という視点からお話しいただきます。
*申し込み締め切り 26日
いずれも参加費2000円(購読会員は「同人の紹介」を条件に3000円)
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石津美知子 ishizu@ganbarou-nippon.ne.jp
民主統一同盟 「がんばろう、日本!」国民協議会
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp
TEL:03-5215-1330 FAX:03-5215-1333