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「がんばろう、日本!」国民協議会
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▼Index 
□「失われた20年」のたたみ方、新しい未来の立ち上げ方
〜未来を搾取する社会から未来へ投資する社会へ

●依存と分配の復活による政治の安定か、
「負の再分配」の合意形成による政治の安定か
●自治分権と地域経営の領域で、
「たたみ方」「立ち上げ方」のガバナンス、マネジメントの実績を(*)
●連動する米中韓との対外関係  日本とアジアがはじめてフラットな双方向の関係に
(「日本再生」405号 2/1発行1面から、*部分を転載しています。)

□2-3月 「囲む会」のお知らせ

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●自治分権と地域経営の領域で、
「たたみ方」「立ち上げ方」のガバナンス、マネジメントの実績を
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大きな社会経済構造の転換は、グレートリセットではできない。「失われた20年」とは、右肩上がりの時代の社会経済構造やシステム、その下で肥大化した依存と分配の構造を転換することを、ズルズルと先延ばししてきた結果にほかならない。そこで欠けていたのは転換の大きな方向性、構想と、それを実際に制度化していくための調整や合意形成プロセス、そしてその工程管理のマネジメントという体系的なパッケージである。「たたみ方」「立ち上げ方」のガバナンス、マネジメントとはこのことにほかならない。

原発・エネルギー問題は、こうした「たたみ方」「立ち上げ方」のガバナンス、マネジメントを多くの国民に実践的に意識させた。原発稼動を止めたとしても、大量の放射性廃棄物をどう管理していくかを考えない、「たたみ方」はありえない。
あるいは再生可能エネルギーは原発がどうであれ、促進していかなければならないが、旧来の補助金や工場誘致と同じ発想、枠組みで再エネに取り組んでも、依存と分配をたたむこともできなければ、新しいまちづくりを立ち上げることもできない。自治の力で地域を経営する、自らリスクをとって新しいビジネスを興すというところからこそ、依存と分配の上手なたたみ方、新しい未来の立ち上げ方が見えてくる。(405号「新春特別シンポジウム・エネルギーと自治」参照)

ここからは賛成、反対、を言い合うだけのときとは、民主主義のレベルも違ってくる。異なる立場や利害を、討議を通じて調整し、合意形成をはかっていくという民主主義だ。

二〇三〇年の日本社会(高齢化率30%超)と、わが国をとりまく国際環境(アジアとのフラットな関係)をしかと見据え、このなかで「課題先進国」としての位置取りが可能となるような方向転換・構造転換を図るには、「たたみ方」「立ち上げ方」という移行プロセスのマネジメントが急務である。

この課題が実践的にリアルに見えているのは、地域にほかならない。厳しい財政制約や少子高齢化、そのなかでの老朽施設やインフラの更新・長寿命化やコンパクトシティーなどといった「たたみ方」と「立ち上げ方」。あるいは地域ブランドや再エネ、低炭素化など、新たな未来の「立ち上げ方」と、それに伴う依存と分配の「たたみ方」。こうした多様なモデルを各地に生み出していくことこそ、急務である。

「安倍政権では、いろいろ揺り戻しがあるし、依存と分配が復活することも避けられない。それを批判するのも結構ですが、必要なことは『たたみ方』と『立ち上げ方』の多様なモデルを創ることで、それがなければいくら批判しても、なし崩しの現状肯定が続くということになります。そういうことをやっている時間的猶予も、財政的猶予もなくなりつつあります。

 今年は政権交代を前後して、各地で誕生した若手市長が二期目の改選を迎えます。今月末には松阪の山中さんの選挙がありますし、瀬戸内の武久市長も今年改選ですね。こういう市民自治に意欲的に取り組んできた若手市長が、その四年間の実績のうえで二期目を迎えることができるかどうか。ここは非常に重要なんです。一期目は『勢い』だけでも勝てますが、二期目となると、市民自治・改革の支持基盤が市民の中に生まれているということになりますから。そういう意味でも、ここが踏ん張りどころになります」(新春特別シンポジウム 戸田代表)

(注/一月二十七日投票の松阪市長選挙は、現職・山中光茂氏が再選を果たした。投票率は前回より3ポイントあがって54・6%。相手候補は前自民党県議で、自民、公明、民主と組合、医師会などの団体が応援する組織選挙、山中陣営は完全な市民選挙。対立の構図は前回と同様だが、今回は総選挙で自民党が勝った直後でもあり、石破幹事長、田村厚労大臣なども応援に入るなど、下馬評では山中氏が不利と見られていた。しかし四年間、市の政策決定に参加する機会を数多く経験してきた市民の意思は、山中氏の得票を前回より上乗せする、という形で現れた。)

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□2-3月 「囲む会」のお知らせ
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東京・戸田代表を囲む会【会員限定】
会場 「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)
会費 同人 1000円  購読会員 2000円

□第121回 「ガバナンスについて語ろう〜政策立案と政権運営の経験から」
 2月7日(木)18時45分から21時
ゲストスピーカー 大野元裕・参院議員

□第122回 「財政規律と予算制度改革」(仮題)
 3月4日(月)18時45分から21時
ゲストスピーカー 田中秀明・明治大学公共政策大学院教授

□第123回 「国民主権の発展で憲法改正を語ろう」
 3月19日(火)18時45分から21時
ゲストスピーカー 小林節・慶応大学教授

●第19回 戸田代表を囲む会in京都
「総選挙の総括と参議院選挙にむけて〜『負の再分配』の時代のガバナンスを語る」
パネルディスカッション 隠塚功・京都市議、上村崇・京都府議、泉健太・衆院議員
辻元清美・衆院議員(予定)
2月16日(土)18時30分から
キャンパスプラザ京都2階第2会議室
会費 1000円
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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp
TEL 03-5215-1330 FAX 03-5215-1333