電子瓦版(転送はご自由にどうぞ)
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メルマガ♯がんばろう、日本!         56-2(03.11.5)
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□投票率を65%以上にもっていこう!

全国約100選挙区で、自民党と民主党が最後まで議席を争う展開です。
選挙戦終盤の攻防は、「まだ決めていない」3割の有権者を投票に行かせることで
す。
ここが動けば情勢はガラッと変わります。
11/5朝日では、「必ず投票に行く」は70%、前回の74%より低くなっています。
こままいけば、投票率は60%台前半となり、自民党に有利となります。
(公明プラス青木ラインの「組織票」に、小泉・安倍による無党派効果がプラスされ
る)
一方で「大いに関心がある」は36%で、前回(33%)より微増。
投票率を数パーセントあげることで、情勢は大きく変わります。
そのために働きかけるべきターゲットは、上記のように明確です。

メルマガ56の付録として、ある選挙区での電話かけの報告を以下に紹介します。
活動事例として参考にしてください。

□A候補 電話かけ 報告

名簿:職員名簿
電話かけマニュアル:
@「今回のマニュフェストは、政党の『いいっぱなし』と有権者の『白紙委任』とい
う従来の選挙の無責任な構造を断ち切るために創られましたが、そういう感触はあり
ますか。
――ここまでを一気に言って、相手の対応を見るところから始める。
Aマニフェストを読んだことがある、関心がある というものには続けて
  ・「予算の配分・金の流れを大胆に変えるのかどうかがポイントだと思うんです
が」
  ・「与党は業績評価、野党は政権担当の期待値が試されると思うんですが」
――ということで、討議に持ち込む。
 :読んだことがない、あるいは電話を切らない人には
  ・「誰がやっても特効薬はないことは、みんなうすうす気がついていると思うん
ですが」
――と一呼吸おいて、とにかく口を開かせる。これにはほとんどの人が何らかの反応
を示す。
  ・「だからこそ『自分の所だけは何とか』ということで政治の力に頼ると、既得
権ー政官業 に絡め取られてしまいます。(自分だけは助かろうという人には説教で
すよね)
  ・ここをやめて、予算の使い方ー金の流れを大胆に変えるのかどうかで、マニ
フェストやTVの討議を聞くことが ポイントだと思うんですよ。

 : 合間に もう候補者は決めたかどうかを聞いてみる。
   決めている人には「ちなみに民主党のAでしょうか」を入れる。

B 最後は
 : 「どちらが国民のためになるか を決めるのは我々有権者です。」
 : 「65%の得票率がポイントなっています。そこに近づけましょうよ」
   (参議院補選は25.7%でした。埼玉の恥ですよね)
 : 両党のマニフェストを取り寄せ、討議し、「政策は難しい、やっぱり人よ」の
声に
   ひるまずに一緒にマニフェストを実現しましょうよ。
   そこまでわれわれも、レベルを上げましょうよ。
――「お願いします」ではなく、「〜〜しましょうよ」という参加行動発言で締め
る。
C 個人演説会の日程をお知らせする。

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 具体的な特徴ある 討議内容(最初のABCは評価)

;B 奥さん 読んだことないが、そういう感触はある
:B 奥さん 65%かあ。(ここで唯一反応)
:B 奥さん マニフェスト、よくわからん、TVでも聞いてるがいまいちよくわか
らん
:B 本人  そういう感触はわかる、配分の話までは よくわかると聞く。
  即Bにいかずに、マニフェストの内容を説明すると、長い話はいいからとなる。
:A 息子 マニフェストもらった、うちは民主党だから。    
     誰かを連れて行けっていうこと? わかりました
:B◎ 奥さん 何人かTELかかってきた。Aさんのとこは初めて。
  「いいっぱなし」と「お任せ」はだめだというのはよくわかるけど、人柄も見な
いとね。今までの選挙は楽だったけど、今回はむつかしいわよ。初めて考えてるわ
よ。
:B 老人男  年寄りだからな。ちゃんとやってくれればいいよ。
:A 奥さん  Oさん(民主党支持者)からもうかかってきたわよ。是非がんばっ
てもらいたい。
:C 奥さん もう決まっちゃってるから。→ Aでしょうか?に 「へへへ、政策
だとは思うんだけど 人もなのよ。わかって」
:B◎ 本人 マニフェスト知ってる、いいっぱなしはだめだな。65%に是非いっ
てもらいたい。○○公民館か(個人演説の場所)、いってみるか。何時だ
:B◎ 本人 わかってる。予算配分を変えることができる政権ってことか、その通
りだな。
○○公民館まで来るのか、顔も知ってるぞ。
:A  本人 白紙委任――そうそう、それがだめなんじゃ。 俺は東北、山形の
出。ずーっと一郎を応援しているべ。65%か、じゃ かかあだけじゃなく、知り合
いも連れていくべかの。がんばるようにいってくれ。
:B◎ 老人男 まだ決めてないが 聞かせてくれ。
   いいっぱなし、白紙委任、予算配分をかえるというところまでは ウンウンと
いって聞く。政策で決めるってのは 頭つかわにゃ 決めれんのう。あんたの言うこ
とを他人に言うのは難しいが 知り合いをつれていってみる。
    → おじいさんの公約ですね? というと そうか、これが公約か。
:B◎ 奥さん 毎日TVでやってるから 私だって聞いてるわよ。選挙ってこんな
に難しかったっけってみんな言ってるわよ。今までは「お願いします」「ハイハイ」
ですんだもの。
わざわざTELしてくれて有難う。選挙のTELってこんなしゃべってるの?
:B 老人男 自営だから 毎日TVで見てるが、めまぐるしい世の中だから、いっ
てることをちゃんとやってくれるといいんだが、とだけ思っている。 がんばってく
れ。

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 今後のTELかけ のポイント

 @の入り方は 変わらず
 Bの人には、 「従来の選挙は簡単だったけど。今回は難しい」と感じてると相当
の人が思っていますが。そういう風に感じまますか?」の誘い水もいれて見る。
 A は「比較対象」がポイントなのではっきりするものを、もっとストレートに入
れる
   内容を工夫すべき。
 B バッジをつけない主権者の務め――人に勧める、説明する、連れて行く
   これを公約にさせる  ここで締めるようにする。
 C メルマガ56号 今、読了。各項目の比較についてきっちり学習指導が、活動
家群の間では必要。早急に選対コアメンバー・市議レベルにも渡す必要あり。TEL
かけに「人生設計」と言う点からの討議を明日試みてみる。


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石津美知子 ishizu@ganbarou-nippon.ne.jp
民主統一同盟 「がんばろう、日本!」国民協議会
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp
TEL:03-5215-1330 FAX:03-5215-1333